第2回 輪読の会 終了
4名の参加がありました。
- 第3章 「目的・目標(Goal)」を明確化する
目標の明確化で授業が固くならないために意識することが3つ挙げられていました。
①計画は綿密に立てても子どもを前にしたらそれを捨てる
②教えたいことは子どもたち自身につかませる
③より高次のより遠いゴールを具体的にイメージする
特に②では具体的な授業の提案として、「実際の子どもの言葉を生かしてまとめることが肝要」と書かれていました。抜け目なく、適切な表現を使って教えなくてはと思うほど、教師の言葉になってしまう気がします。また、教師が最後にまとめてしまった方が、生徒に落としやすい。生徒もそれを望んでいる雰囲気があります。しかし、それを打破して子どもの言葉でまとめるというのはどのようにしたらいいのか、どこまでを子どもの言葉でまとめたらいいのか、今後のチャレンジです。
- 第4章 「教材・学習課題(Task)」をデザインする
教材がタイトルに入っているので、教材開発のことが中心かと思いきや、教材を授業の中心と置いた授業展開のことまで広げて書かれていました。4章では、特に教材研究の2つの方法に注目しました。一つは、教育内容の教材化、すなわち「上からの道」です。例えば、理科で鏡に映る像と光の反射の関係を学習するために、身長の半分の大きさの鏡があれば全身が映るという教材を用いることです。もう一つは、素材の教材化、すなわち「下からの道」です。メントスコーラって面白い。これって火山の噴火に対応できるかな。といった具合です。スキエンティアで紹介された教材を、この2つに分類したら面白いのではと思うとともに、このような視点をもって教材開発を進めたいと思いました。
また、教科書についても書かれており、「教科書を教える」「教科書で教える」「教科書でも教える」の違いについてや、近年の教科書が子どもの学びを深めるためのものではなく、教師の指導マニュアルのようになっていないかといった課題に触れられており、みんなで意見を交換しました。

