輪読の会 Season5 第1回 2023.04.22
実践報告 第1章「生徒指導の基礎」
本日は6人のメンバーで進めることができました。主に以下の3点について意見を出し合いました。
1 集団指導の基盤の具体的方法について
安心して生活できる、個性を発揮できる具体的な雰囲気づくりにおいて、「できることを認める」という意見とともに「できないことを認める」ことも挙げられました。すなわち、人を傷つけてはいけないというデッドラインを超えない範囲でできないことを認めていく教師の許容ということです。例えば、年度はじめに1年間の目標やプロフィールを子どもたちに書かせますが、文章が書けない人もいます。それを教師がどこまで許容するか、そもそも書く目的は何かと活動の本質を問い直すことが生徒の安心につながるのではと考えました。教員同士の雰囲気づくりにおいても、例えば中堅や管理職が若手に対して、あなたのクラスは…と、形で指導してしまうと若手の先生も子どもたちに形で指導してしまうこととなり、結果的にみんなが安心して生活できる環境が崩れてしまいます。自浄作用が働いてみんなが生き生きと生活できる雰囲気づくりが良いと考えました。
2 ガイダンスとカウンセリングの違い
ガイダンスは集団活動の中で個に、教師から働きかける指導や援助、カウンセリングは個別の面談で生徒からの声をきっかけに行われる支援という理解を共有しました。
3 生徒指導のICT活用について
生徒指導の取組上の留意点の中にICTの活用が書かれていました。学校に来られない生徒への学習保障としてオンライン授業が実施できるようになり対応の幅が広がったのは効果的でした。しかし、「生徒の状況をデータから省察する」という文面に対して、生徒の顔を見て省察するのが基本でデータはそれを補完するものである。また、心身の健康や学習についての分析・検討をする材料としてICTの活用が挙げられていましたが、誰がするのかと批判的に見ることができました。
その他、コミュニティースクールの活用についての実践が紹介されました。読んでいると「当然だろ」「そんなこと分かっているよ」と言ったことが続き一人で読むと苦行になってしまいがちですが、みんなで読むと「では具体的にどういうこと?」「本当にこの対応でいいの?」と問い直すことができていろんな発見があり、とても楽しく読むことができました。
当日の資料は以下からできます。(資料ができ次第アップします。)
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【Season5 第1回】
日時:2023年4月22日(土)20:30~
方法:Zoom【オンライン】
URL: https://us02web.zoom.us/j/88405773115? pwd=ZVFHV1ArRjVlRFlwTkF1cUF4QjZ5UT09
ミーティングID: 884 0577 3115
パスコード: rindok
書籍:文部科学省(2022)『生徒指導提要』.
対象範囲:p11~p38(1章)
※生徒指導提要は以下の文科省のHPからダウンロード可能です。
https://www.mext.go.jp/content/20230220-mxt_jidou01-000024699-201-1.pdf


